大河ドラマ義経『壇ノ浦の戦い』

今週の大河ドラマ『義経』は檀ノ浦の戦いだったので観ました。


大河ドラマはいつも時々適当に観る程度。歴史は好きなんだけど毎週観るのもかったるい。総集編くらいのテンポが僕にとって心地いいわけです。

この『義経』もそうで、たまに観る感じ。だから後藤真希演ずる能子はだいたい出て来ませんが、今日ばかりは出てきました。当たり前っちゃ当たり前ですけど。


彼女、いい演技してました。

やっぱり喋ると口が甘いので他のベテランさんたちには負けるけど、表情作るのが凄いうまいです。表情で能子の置かれた立場や気持ちの複雑さ、兄への想い平家への想いが、よく表現されてました。当然贔屓目とかあるけども、一応元舞台関係者として観ても、いい演技と言えます、あれは。


あとは、きっと少ない出番にもかかわらず一生懸命取り組んだ姿勢が結実したんだと思うし、それがあの能子の透明感や一途で健気な所に表れていると思います。


とりあえず「今までもうちょっとちゃんと観とくべきだったな」と後悔。ごっちんもそうだし、始めの頃は硬かった印象のあったタッキーも良くなってて、彼は平成の義経に相応しいとまで思ってしまいましたから。