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Hello! Project Choreography Award 2006(ハロプロ振付大賞2006) 結果発表


皆様お久しぶりでございます。

そして大変お待たせしてしまいました。本当に申し訳ございません。

遅くなってしまいましたが、『HPCA2006』結果発表です。



■振付大賞2006(ランキング形式)


1位:『SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~』/モーニング娘。 83pts

2位:『バラライカ』/月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 64pts

2位:『ガラスのパンプス』/後藤真希 64pts

4位:『恋☆カナ』/月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 51pts

5位:『Ambitious! 野心的でいいじゃん』/モーニング娘。 37pts

6位:『青空がいつまでも続くような未来であれ!』/モーニング娘。 36pts

7位:『SOME BOYS! TOUCH』/後藤真希 31pts

8位:『ジリリ キテル』/Berryz工房 27pts

9位:『わっきゃない(Z)』/℃-ute 26pts

10位:『まっさらブルージーンズ』/℃-ute 24pts

11位:『大きな愛でもてなして』/℃-ute 23pts

12位:『笑っちゃおうよ BOYFRIEND』/Berryz工房 22pts

13位:『INDIGO BLUE LOVE』/モーニング娘。 15pts

14位:『お願い魅惑のターゲット』/メロン記念日 14pts

15位:『一切合切 あなたに∮あ・げ・る♪』/美勇伝 11pts

15位:『即 抱きしめて』/℃-ute 11pts

17位:『レインボーピンク』/モーニング娘。 8pts

17位:『愛すクリームとMyプリン』/美勇伝 8pts

17位:『シュワッ』/美勇伝 8pts

20位:『今にきっと…In My LIFE』/後藤真希 7pts

20位:『Crazy Happy!』/メロン記念日 7pts

22位:『歩いてる』/モーニング娘。 6pts

23位:『メロディーズ』/GAM 5pts

24位:『ザ・ストレス』/安倍なつみ 4pts

24位:『ALL OF US』/後藤真希 4pts

24位:『Thanks!』/GAM 4pts

24位:『LET'S GO 楽天イーグルス』/DEF.DIVA 4pts

28位:『HOW DO YOU LIKE JAPAN? ~日本はどんな感じでっか?~』

    /モーニング娘。 3pts

28位:『チャンス チャンス ブギ』/モーニング娘。 3pts

30位:『甘すぎた果実』/安倍なつみ 2pts

30位:『オリビアを聴きながら (2005Version)』/後藤真希 2pts

30位:『パープルウインド』/モーニング娘。 2pts

33位:『ハピネス』/松浦亜弥 1pts



▽評

大賞はモーニング娘。さんの『SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~』でした!

投票者ほとんどがこの作品を挙げていて、どんどん他作品と差をつけていき最終的には圧勝でした。なぜこんなにも支持されたのかを考えるとやはり「一緒に振りを踊ろう」という試みが勝ったということだと思います。振り自体の目新しさはないものの、難易度を下げ敷居を低くした結果「パフォーマーと観客の一体感」という作用を生み出している。ダンスの公演にも観客が「舞台を観る」だけでなく「一緒に加わる」という“観客巻き込み型”のパフォーマンスがありますが、それと同じようなものです。自分も作品の一部になって嬉しい楽しい、というわけですね。


2位は月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。)の『バラライカ』と後藤真希さんの『ガラスのパンプス』が同点で。


この企画をやって感じたのは全体的に小春ちゃんの躍進が目立ちました。月島きらりという仮面の力を借りながらも、「月島きらりブランド」を確かなものとして印象付けたのも他ならぬ彼女自身の力。一人二役、お互いに高めあっていった結果です。

特にランキング入りした2曲はコサックダンスや手で☆を描くといった印象に残る動きが入っていたのもポイントです。ダンスという視点から見ると、「動きそのもののインパクトがいかに大事か」ということに気づかされます。面白!と思わせたらしめたものなのです。


『ガラスのパンプス』についてはやはり後藤真希の面目躍如といったところでしょうか。あの手のダンスを踊れるメンバーはハロプロには少ないと思いますし、それは彼女の持ち味として機能しています。画面や舞台上から伝わってくる圧倒的な身体表現は言葉にし難いものがあります。「す、すげー・・・」みたいなね。リズム、キレ、決め、表情などどれを取ってもかなり洗練されています。

このサイトはごっちんについて書くことが多いのでごっちん贔屓な人が数多く投票しているんじゃないかという懸念もありましたが(笑)票を見るとそうでもないようです。好きなメンバーが他にいてもあのパフォーマンスを観てあれには票を入れざるを得ない、というような方もおられました。ごっちんファンとしては嬉しい限り。ていうかランク上位で良かった、ホッとした(笑)嬉しい!嬉しいぞーーーー!!!


さてそれ以外のランキング入り作品を見ると、やはりモーニング娘。さんの作品が多いような印象です。個人では小春ちゃんやごっちん、グループではモーニングが強い。この傾向にはソロ作品とグループ作品の特色の違いが見えてくるのです。

ソロ作品の魅力にはその人一人が持つダンス表現力にダイレクトに影響されますが、デュオ以上のグループ作品においてはダンサーどうしの動きの構成も深く関わってきます。つまり、動線・隊形など「ステージング」の部分とユニゾン・かけ合いといった「コンタクト」の部分です。ソロ作品にはない、グループでのダンス作品の見どころはここにあるのです。

モーニング娘。さんは夏まゆみ先生が振付をしていた昔から、その特色が印象強い。上位ランクインの『Ambitious! 野心的でいいじゃん』『青空がいつまでも続くような未来であれ!』を見るとグループダンスの醍醐味が振付に表れていてそれがわかります。


あと忘れてはいけないのがBerryz工房℃-uteなど、若い世代の力です。

僕は不勉強でよくわかりませんが、楽曲の質においてもすでに一定の評価を得ている両グループ。その勢いと実力は確実にダンス分野においても顕著に表れており、無視できない存在になっています。両グループ互いにしのぎを削るような形で高めあい、今後より成長していくでしょう。楽しみな存在です。


最後に。ランクインした作品の中にバラード系の作品が入っています。

ほとんどダンス呼ぶようなダンスは入っていません。しかし「表情」がある。抑えた手の動きがある。それも静のダンス表現と言えるのではないでしょうか。この結果からそう考える人が僕の他にもいるとわかったことは収穫でした。




■ベスト・オブ・ベスト(ランキング形式)


1位:『恋愛レボリューション21』/モーニング娘。

1位:『SEXY BOY ~そよ風に寄り添って~』/モーニング娘。

3位:『バラライカ』/月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 

3位:『恋☆カナ』/月島きらり starring 久住小春(モーニング娘。) 

3位:『ガラスのパンプス』/後藤真希

6位:『LOVEマシーン 』/モーニング娘。

6位:『ザ☆ピ~ス! 』/モーニング娘。

6位:『Go Girl~恋のヴィクトリー~』 /モーニング娘。

7位:『恋のテレフォン GOAL』/安倍なつみ

7位:『くちづけのその後(後藤 Version)』/後藤真希

7位:『やる気!IT'S EASY』/後藤真希

7位:『ギャグ100回分愛してください』/Berryz工房

7位:『チュッ!夏パ~ティ』/三人祭

7位:『色っぽい じれったい』/モーニング娘。

7位:『シャボン玉』/モーニング娘。

7位:『恋ING』/モーニング娘。

7位:『Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~』/モーニング娘。

7位:『Do it! Now』/モーニング娘。

7位:『愛の園~Touch My Heart!~』/モーニング娘。おとめ組

7位:『胸さわぎスカーレット』/Berryz工房

7位:『笑っちゃおうよ BOYFRIEND』/Berryz工房

7位:『ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!』/H.P.オールスターズ

7位:『うわさのSEXY GUY』/後藤真希

7位:『恋をしちゃいました!』/タンポポ

7位:『お願い魅惑のターゲット』/メロン記念日

7位:『ナビが壊れた王子様 (LOVE CHANCE)』/松浦亜弥

7位:『ジリリ キテル』/Berryz工房



▽評

これはかなり票がバラけてしまいましたね(笑)企画者のミスです。今までの作品すべてから、という条件だと作品の数だけ思い入れがあるので結果がこうなってしまいました。1票しか入っていない作品がズラーッと・・・。


ソロ作品では久住小春後藤真希の両者が健闘しています。

タイプの違いこそありますが、それぞれに魅力を持ったダンサーの作品がランクインしています。


その中でやはりモーニング娘。さんの作品群が人気なのは一目瞭然。しかし最近の作品は『SEXY BOY~』のみ、夏先生の過去のワークスが依然人気です。

『恋愛レボリューション21』が一番人気なのは岡村先生の活躍が未だに影響しているのでしょうか(笑)このダンスの振付を「岡村先生が習得する」という形で断片ごとに見せた岡女は、ある視点から見ると「モーニング娘。が楽曲において一体どういうダンスをしているか?その動線は?ユニゾンの動きは?かけ合いは?それを踊る難しさとは?そして楽しさとは?モーニング娘。の魅力は?」という疑問に対する答えすべてが切り取られているようにも思えます。まっこと貴重な企画でありました。




■ベストダンサー2006(ランキング形式)


1位:後藤真希

2位:久住小春モーニング娘。

3位:清水佐紀Berryz工房

4位:石川梨華美勇伝

5位:村上愛℃-ute

6位:亀井絵里モーニング娘。

7位:新垣里沙モーニング娘。

7位:道重さゆみモーニング娘。

9位:高橋愛モーニング娘。

10位:小川麻琴モーニング娘。

10位:田中れいなモーニング娘。

10位:柴田あゆみメロン記念日

10位:中島早貴℃-ute



▽評

さて、注目のハロプロベストダンサーであります。

グランプリに輝いたのは後藤真希さん。堂々の1位です。

ダンスといえばごっちん、と僕は思っておりましたが、結果もそうなって安心しました。まあ総投票数の桁が違えば結果も変わるかもしれませんが、この企画にもある程度まとまった(というかたくさんの!)投票を頂いているので信頼性はあると思います。素直にごっちんファンとして嬉しい。ぜひこのまま走り続けてほしいし応援しています。

あと、後藤真希とそのダンサーズに投票された方がいたこともここにご報告しておきます。今回は「ハロプロメンバー内で」というルールにのっとり結果には反映出来ませんでしたが、普段ソロという孤独な表現者でいた彼女にプロのダンサーの表現を掛け合わせるとまた新たな魅力が生まれることも確認できました。


2位はやっぱり久住小春さん。ここでも来てます。ここまでくると「もうミラクルなんて言わせない!」という声が聴こえてくるようです(笑)

彼女の場合、取り立ててダンスの技術が高いわけではない、と僕は分析します。しかしそれを補って余りある表現力がこの結果に繋がったと思っています。ダンスは技術だけにあらず。見る人の心を動かす何かが最も重要なものなのです。


3位はBerryz工房から清水佐紀さん。以前彼女のダンスに関するコラムを紹介したことがありました。納得の3位です。

その小さな体からは想像できないほど大胆な動きをする彼女。思えば矢口真里さんもダンスは上手かった。身体の小ささは表現力によってカバーできることを実証しています。


4位は石川梨華さん。腰です。腰だろ。どう考えても腰だ!梨華腰!!!

という半ば本気の冗談は置いておいて、石川さんの全力力というのはダンスでも表れているということです。凄い。手の振り方、ジャンプ、表情、腰に至るまで一切の妥協を許さない彼女。エネルギーの塊という感じで、それが見るものを圧倒するんですね。


ランキングを見ると、ハローのダンサーには大きく分けて2つのタイプがいると思います。

「技巧型」と「表現型」。完全に分かれるわけではなくどの人も2つの要素を持ち合わせていて、その比率によりどっちかと言えば、という話ですが。後藤さん、清水さん、小川さんは前者のイメージが強いですし、久住さん、新垣さん、田中さんなどは後者ぽい。こういうのも結構興味深いものです。ただ「どちらが上」ということでなく「どちらも大事な要素である」。そのことの何よりの証拠になっているわけですね。






さて、長々と続けてきた結果発表はここで終わります。今回僕なりの視点を加えて発表してみました。

ダンスに目を配るとハローは何倍も楽しくなる、そうなったら幸いです。


最後にもう一度。

企画して多くの方々に票を頂いてからこの日まで放って置いてしまい、本当に申し訳ありませんでした。

いいわけはたくさん思いつきますが言いませんし書きません。ひとえに僕のだらしなさが招いた結果であります。