「楽しめるんじゃないかなって」

ごっちんは自分のベストアルバムについて、いっつもファンのこと考えてました。


まずはフレッツスクエアの「The Moving Radio」のコンテンツ番組『後藤真希の今日もごっつぁんです」にて。


ということでですねーもう12月・・・あ、そうだ。なんと、皆さんもう知ってるかな?12月14日水曜日に、ついに・・・後藤真希のベストアルバム『プレミアムベスト①』がね、発売になりますねぇ・・・。ベストですよー・・。前はハワイではね特別になんかちょっとベストあったんですけど、ついに日本でもベストが入っちゃいますねェ~。


ま、ソロデビュー曲の『愛のバカやろう』からいろんなまぁシングルが入ってるんですけどー、『サントワマミー』と『君といつまでも』は入ってなくて、あとはなぜかあのーデフディバの『好きすぎて バカみたい』を後藤真希バージョンで、入っていたりとか・・。あと『オリビアを聴きながら』とかも入ってるしー、あと新曲も!あったりとかするので。


たぶん、こうベストだからみんな「持ってるよー!だから全然買わなくても平気」とかやっぱ思ってる方もたぶんいると思うんです!だけどーなんかね、こう収録し直したものとかもあって、なんか意外に自分自身も楽しめてるのでー、たぶんみなさんもきっと楽しめるんじゃないかと思うので、楽しみに!待っててくださ~い。


*051209フレッツスクエア『後藤真希の今日もごっつぁんです』より


こちらはオリコンのインタビュー。


『後藤真希「20歳になった瞬間、メンバーからのメールが・・・??」』ORICON STYLE


約5年分ぐらいの私が、ここにいますから


後藤:ベスト盤をリリースするっていう話を聞いた時、まず最初は“え!?なんで?”って思ったんですよ。


──そうなんですか?


後藤:はい。普通にニュー・アルバムを出すほうが新しい曲をいっぱい入れられるから、そっちのほうがファンの人たちも楽しめるんじゃないかなって。でも、こうやって1枚にまとまったものを聴いてみるとベスト盤だからこその魅力みたいなものも見えてきて、こういうのもいいもんだなあって感じてます。


──そうですよ。これ1枚で、いろいろな時期の後藤真希が味わえますもん。


後藤:ですよね。まだ初々しい歌声も入ってれば、つい最近に録った歌声も入ってて。約5年分ぐらいの私が、ここにいますからね。


──この15曲を聴いていて、いろいろなタイプの楽曲を歌ってるなあって改めて感心しちゃいました。


後藤:本当にそうですよね~(しみじみ)。


*『ORICON STYLE』公式サイト より一部抜粋


ごっちん自身も最初は普通にニューアルバムにすればファンが楽しめるって思っていました。自分自身もその方が楽しめると思ったのかもしれないし、そう思ったからこそファンの思考パターンも完全に理解できた、みたいな印象です。


自分のベストアルバムリリースを客観的に受け止め、出来上がったものを客観的に見れる姿勢。この感覚っていうのは、歌手として、また表現者として意外と重要なことなんじゃないかと思うのです。発信側が受信側の気持ちを考えられるってことがね。


それに、そうやってごっちんがいつもファンのこと考えてくれるのが嬉しいですね。

やっぱり自分のファンのこと大好きなんだなと思います。そうじゃなきゃ(例えばゲーノージンだからってふんぞり返ってたりしてたら、あるいは自分の今の状況に完全に満足しきっていたら)、そんなこと考えないですよ、普通。


彼女はここで取り上げた以外にも、雑誌等でそういう発言をしている。

きっと不安もあるんでしょう。「飽きるんじゃないか」とか「もう持ってたらきっと買ってくれないかも」とか。

でも作る側もそういうファンでも楽しめるように努力してますよ。他のアーティストのベストはもうちょっとシングルコレクションぽいですしね。


聴けば必ずごっちんの新しい魅力――プレミアムが、1つは感じられます。

是非聴いてみてください。


それにしてもオリコンのインタビュアー、けっこういいこと言ってますね。鋭いし的確だ。ビックリです(笑)