後藤真希コンサートツアー2005秋~はたち~大阪夜公演(前編)

!ネタバレ含む、注意!


  • 雑感

僕が初めて参加した『ゴー!マッキングGOLD』から1年前の単独コンサートツアー(行ってないけど予想)までの印象と、今回のコンサートツアーの印象に、大きな違いがありました。それは大きな変化、と言ってもいいと思います。


その変化とは「等身大の後藤真希」が感じられるという部分です。

これまでのツアーでの彼女の印象はアップテンポの曲で歌い踊りまくるカッコイイ後藤真希でありました。しかし今回のコンサートのテーマは「はたちの、等身大の後藤真希」に絞られ、彼女の印象も非常にナチュラルで素の部分丸出しな感じでした。


そういう変化の流れは、既に最新アルバム『3rdステーション』が発売された時点で来ていました。『3rdステーション』は二十歳を目前にした後藤真希の軌跡で、つんく兄もそれを考えてあのアルバムを作ったんだと推測してます。だから1stや2ndアルバムと大きく印象を変えてきた。


その流れはコンサートツアーでも続くわけで、それは『3rdステーション』からの曲中心で構成されているから当然といえば当然なのだけれども、アルバムやコンサートの印象の変化に違和感を感じている人は今回のライブは楽しめなかったかもしれません。


じゃあ僕はというと、素直に楽しみました。変化大歓迎です。

後藤真希に限らず、ハロプロを応援する時の僕のスタンスの1つに「今を楽しむ」ということがあります。

とにかくメンバーの加入や卒業、交代が多いハロー。その都度驚いたり凹んだりすることがあるけれども、それに引きずられていたらもったいない!今を楽しめよ、というわけです。たまにダメな時もあるけどね、矢口脱退で『愛の第6感』聴かなくなったりとか。


話が少しずれましたが、『3rdステーション』ですでに変化を受け入れ楽しんでいた僕にとっては、このライブの変化は楽しめました。後藤真希の新たな一面が見れて嬉しいといった感じです。

きっとね、ごっちんもスタッフもかなり迷ったと思うんですよ。曲のタイプも大きく変化して、どう見たって今までと印象違うもの。だから大阪公演終えてホッとしたと思いますよ。


  • Y氏

これについては言っておかねばなりません。


ごっちんファンのY氏はライトなファンです。CDや写真集は持ってるけど全部ではなく、ごっちんのライブなんて観たことありません。ハロプロには興味ありません。ただファンになった後藤真希がたまたまハロプロだった、といった感じです。

ちょっと恋人に隠れて後藤真希を応援している、ごく普通の一般人です。


その彼が今回のライブを楽しむか、それが僕の裏の課題でした。

僕の課題にしても仕方ないんだけど、一般人の彼がハロプロ系ライブの雰囲気に耐えうるかというのは僕にとって大きな問題であります。


さらに彼のファンとしてのスタートが『うわさのSEXY GUY』『原色GAL 派手に行くべ!』だったところも、僕の心配の種でした。つまり『2ペイント・イット・ゴールド』大好きなわけです。もちろん『3rdステーション』も聴いているんですが、前述した「変化」に耐えられるのかというのは不安でした。


結果として、彼はスゴイ楽しんでました。ああ良かった!

まあ、ライブの雰囲気(=客の雰囲気)が一般人を寄せつけない、というのは感じていたらしいですけど(笑)それを越えて初めてのごっちんライブを楽しんでいたみたいでした。


楽曲やライブの印象の変化も問題なかったみたいで、隣りで「Y氏には激しめの曲を聴かせてあげたいな」なーんて心配していた僕を尻目にナチュラルごっちんを堪能していました。心配して損したよ馬鹿!

2ndから『LOVE。BELIEVE IT!』『抱いてよ!PLEASE GO ON』『スクランブル』と、彼の好きな原色GALとSEXY GUYが2曲とも入ってので、そのせいかもしれないですけど。


Y氏や僕は、ファンになったのが遅いからこの変化に耐えられるんですかね?だとしたら古参のファンとアーティストの間でマンネリ感やナアナア感、もっとひどいと何やってもOKみたいな盲信者的な感が出ている危険性がありますね。

それは避けたいのでこの変化は賛成だし、いい決断だったと思います。ヒヤヒヤもんだったろうけどね。



さて、書いてるうちに長文なってきたので続きはまた明日にします。

明日は僕が感じた問題点や疑問点、苦言を中心に書きます。

気が重いね(笑)