ニューコンセプト型アロハロ、登場。

ぷにぷにほっぺが好きだから』さんのところで彼女自身初となるアロハロ『アロハロ!紺野あさ美写真集』の表紙らしきものを拝見。


な、なんだぁぁぁぁぁこりゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!


究極だ!


制服(含むソックス)+机+広げた教科書ノート+可愛らしいふでばこ+ちょいゴツめのスポーティな時計+指にはさんだえんぴつ+ネイル+バックの世界地図×紺野さん=究極


画面上に写る全てのアイテムが完璧に配置されていて、紺野さんについてほとんど触れたことのない僕ですら書かざるを得ませんでした。


思えばごっちんの『アロハロ!2後藤真希写真集』も表紙は水着でなく私服(ぽい服)。個人的には「そう!その調子!!」と褒めたくなる方向性であります。アロハロも新しい時代に突入したのだろうか。


水着ってさ、個性を殺ぐような気がするんですよね。形だって柄だってだいたい決まってるじゃない?着てても見えるとこ(布)と見えないところ(お肌)が同じだし。変化に欠ける。


服ならばその人のイメージが作り出せるし、逆にそのイメージを裏切るという逆効果も期待できるんですよね。もともとアロハロシリーズの水着も「健康的なハローがついに水着写真集を!」という逆効果もあったような気がします。だから水着は変化をつけるアイテムであって、デフォルトで水着だと飽きるんです。誰が?俺が。


なんか水着について熱く語ってますが(笑)個人的にこの写真集に注目したいのは「アロハロシリーズに別なるテーマを持ち込んだ」点であります。


「ハワイで初の海外留学!」


なるほど・・・・!そう来たか!!ていうか、そっちで来たか!!

「アロハロって言ったら水着写真ばかりって誰が決めたの?ハワイであれば何でもアリなんだよ!」という企画者の声が聞こえてきそうです。「アロハロ」ということを拡大解釈し「海外留学」をコンセプトの中心に打ち立てる(まだ推測だけど)という着眼点に恐れ入ったよ!


こういう変化球って紺野さんに投げてもらうのが一番なのよね。というか、紺野さんだからこそ生まれた球筋なわけですよ。完全に「フェチ」寄っているというか(褒め言葉です)。これは本人は意図してなくとも、紺野さん自身が隠し持っていた武器であります。それに事務所がやっと気づいて価値を見出したわけで。


僕は紺野さんの写真集は1冊も持っていないのですが、この写真集には非常に興味が出て参りました。特にそのコンセプトと企画の方向性に興味をそそられます。


写真を一見すると、先も述べたようにアイテムがいちいち細かいのであります。かゆい所に手が届いてる。

例えば、紺野さんが座っている机と椅子。カーペット張りの床。これは海外のカレッジとかでよく見られるものであります(僕は留学経験あり)。世界地図とかもそう。すごいよく見る海外の学校の教室の風景なんですよ。


もちろんアロハロだからハワイに行って撮影しているわけで、作りこんでいるわけではないから当然といえば当然なのですが、ロケーション抜群であります。ピッタリはまっているところに戦慄を覚えます。


本来ならば「可愛さ」「萌え」や「水着」「お色気」に特化した写真集には個人的にあまり興味はなく、被写体と風景の調和がある種の情緒を催させるタイプの写真の方が好きなのですが、これは全く別のルートを通って全く新しい情緒すら僕に感じさせるのでありました。


買うかどうかは正直まだわからないですが、見守りたい<なんだそれ