愛したい

さて、昨日は取り乱した日記を書きましたが。

だいたいの方は始めに取り乱し、その後徐々に冷静になるものだと思うんですが、なんか僕は逆でした。落ち着いて整理してから、その自分の落ち着きっぷりに怒り、取り乱した。


たぶんね、わかっちゃいたのにアルバムやシングルが発売中止になったから動揺したんだと思います。だって楽しみにしてたんだもん。本当に予想出来たし、してたことなのに、いざ事実になるとかなり来る。そしてそこで心の平静に穴が開いてしまうと一気に不安要素が流れ込んで来るという寸法になってました。


でもな、ハローは終わらねえ。

ハローファンってのは、超が付くほど馬鹿で甘ちゃんで愚かで最高な奴らばっかりだからだ。大丈夫なんだよ。


そうだよ、取り乱してる場合じゃないんです。

僕には書きたいことがあった。そう、後藤真希だ。ごっちんだよ。

病気して休養中だけど、ガツガツ書くんじゃなかったのか?


後藤真希主演ドラマ『松本清張スペシャル 指』の予告が日テレのドラマコンプレックス公式サイトで観れます。


松本清張スペシャル『指』予告


実際にこのドラマの動いている画を見るのは初です。

なんかマンダさんが凄すぎて頭抱えたよ(笑)ごっちんこと弓子さんをめっちゃ押し倒してむしゃぶりついてるじゃん!ガッツキすぎ!

そして空を見つめる弓子の虚ろな目。激昂する弓子。泣き崩れる弓子。


人間の欲望と愛憎を描いたこのドラマのテーマの1つに「人間の悲しさ」があるんじゃないかと感じた僕は、後藤真希がそれを存分に表現してくれることを期待していると以前に書きました。


ドラマ『指』への期待(2月3日)


やっぱり人間って悲しい生き物だという一面ってあると思います。

不器用だったり、愚かだったり、過ちを繰り返したり・・・ものすごくカッコ悪くて歪んだ生き物であります。僕らはそういう自分や他人を見るにつけそれに対し呪ったり怒ったりということをしますが、それって傍から見るときっとこのドラマのようなものだと思うんですね。「ごっちんらレズドラマだよー」なんて言ってても、自分の(人の)人生や人格はこのドラマの物語や人物と本質的には大して差は無いような気がする。


そして、その人間の悲しい部分って愛したくなるんです。

「あーもうなんかダメダメだなぁ」とか思うんだけど、そんな部分こそ最も人間らしい部分であり愛せる部分なのかもしれません。僕は愛したいなぁ。愛せるかな?


ちょっと強引かもしれないけど、今回の加護さんの事件ってそういうことなのかもしれない。や、ドラマはドラマで虚構なわけで、今回の事件は紛れもない現実だから比べたり美化したりしてはいけないとは思うんですけど。


でも、このドラマでなんかわかるかもしれない。全く毛色は違うけど、底に同じものが見える可能性もある。見方のひとつとして考えてみてもいいかもしれません。



とここまで書いて、やっぱりある思考の渦に囚われている自分に気づいた。