『今にきっと…In My LIFE』――ハナウタ感と軽さ

ハローのオフィシャルサイトで新しい試み。

PVが少しだけ観れるようになりました。30秒CMですが、まぁ感触はわかるわな。


今回は松浦亜弥『砂を噛むように・・・NAMIDA』と後藤真希『今にきっと…In My LIFE』が試聴できます。気になる人は観てみてね。

この2曲の共通点はタイトルの「・・・」であります。もっと言えば「なんとかかんとか・・・英字」という型。ハイ、あやごまあやごま!!



僕はまっつーの新曲『砂を噛むように・・・NAMIDA』を回避回避してて、今始めてこのPVで視聴したんですけど・・・。


しっとり系のいい曲でした!!!

ただやっぱり、タイトルの「砂を噛むように」はいらねぇけど。想像力が狭まります。そこは『NAMIDA』だけにしておいてのりしろを持たせたほうが吉だったと思う。まぁ余談ですけど。


さて今回、このPV試聴の並びで見て「あや」に対する「ごま」についてちょっと思うところありました。

同時期発売として、ライバルとして、瞬間的にどうしても内容を比べてしまったというか。もともと僕は音楽に詳しいわけでもなく、音楽に優劣などはないというのが持論・・・しかし・・・。


以降、僕の主観的な視点から個人的な感情と意見を織り交ぜて『今にきっと…In My LIFE』の感想を書いてみます。素直に正直に。胸糞が悪くなるかもしれないんでそれが嫌だなぁという方は飛ばしてくださいね。特にごっちんファンの方には腹立たしい内容かもしれません。


僕がごっちんの新曲『今にきっと…In My LIFE』は初めて聴いたのは15秒CM。その時はインパクトはやや薄いかと思いつつ、逆にその「ハナウタ感」がいいかもと思いました。


その後、ハロー!モーニングでのスタジオライブでショートバージョンを観ました。このスタジオライブでは残念ながら「インパクト薄」という僕の第一印象を拭い去れる内容ではありませんでした。正直、振付や照明・装置、そしてややパフォーマンスにも不満が残った。


シングルを買って聴いてみると、今までの不満は霞みました。ヘビーローテーションしてるとだんだん病みつきになって、頭の中ぐるぐる回るようになりました。まさにハナウタ気分で歌えるキラキラした1曲だと思いました。


そして今日、まっつーとごっちんのPVを同時に試聴してみて、「いい曲もらってんじゃん、まっつー!」と嬉しい反面(松浦ファンの僕)、「ぐぬぬぬ・・・!なんでごっちんのはこんなにインパクト無いの!ギギギギ」と砂を噛むように嫉妬する僕(後藤ファンの僕)が生まれた。ごっちん漬けの思考が引き戻された瞬間でした。


何故このようにネガティブに感じたか自分なりに掘り下げてみたのですが、やっぱり「インパクトの無さに尽きるかも」と思いました。や、音楽はインパクトが全てじゃないのはわかってるんです。ただ、「軽い」ってのはいいんだけど「軽すぎ」やしないか、なんて思っちゃったわけです。「明るすぎる」のはいいけど「軽すぎる」のはよくないなぁ、とかね。


まっつーの『砂を噛むように・・・NAMIDA』を30秒試聴した時、「おっ!」と思ったんですよ。

まぁ、まっつーのはこの30秒間しか聴いてないし、曲調を「凡庸なバラード」と一蹴することもできるのかもしれないし、バラードとポップソングを比べたり、そもそも松浦亜弥後藤真希の違う楽曲を比べるのは愚の骨頂なので、比べることはしません。


ただね、CMで楽曲初体験して「ややインパクト薄いかも」と「おっ!」は確実に違ったんです。「第一印象」という一点のみでね。個人的な好み(自分は気づいてないけどバラード好きなのかも)も絶対あるんですけど、例えばもしテレビつけながらご飯食べててCMが流れてきたら、たぶん僕は『砂を噛むように・・・NAMIDA』により大きい反応を示すと思う。


「ライブで観て欲しい」「PVで通して観て欲しい」という意見も一理あるとは思います。ライブで先に披露されて聴いた方が多いと思うので、特に。

しかしこれだけはあるぞっていうのは「一般人はそこからは入らないよ」ということですよ。


ファンの僕ですら、ライブは行けずPVは観れずラジオも聴かず(これは回避したわけですけど一般人は偶然以外では聴かないでしょう)、CMとハロモニのみという状況。(大きくて大雑把なくくりで)一般人が触れる部分というのはCM止まりか良くてハロモニでしょう。そういう意味では今回の僕と同じパターンともいえるわけです。


だからCM15秒~30秒、あるいはハロモニのライブが発売前のチャンスだったんです。そこで印象に残らない限り、発売日には買ってもらえない。一般人、さらにはごっちんにはあまり興味のないハローファンにだって。


引っかかりやインパクトが最重要とは言いませんが、まずは多くの人の目に触れる部分でのチャンスは逃してはいけないと思います。

例えるなら、大道パフォーマンスではまず通行人の足を止めなければならない。まずはこっちを向かせる。そこから勝負が始まる。

僕の(昔の)経験上、そうでした。そうしないと本当に始まらないんです。新規のお客さんなんて絶対に来ない。


でもぶっちゃけちゃうとさ、インパクトとかじゃなくてもいいの。クオリティがしっかりしてればいいの。ブレてなければ。心にどんな形ででも突き刺されば。そういう意味で今回の『今にきっと…In My LIFE』は軽すぎたのかもしれません。少なくとも僕の印象ではね。


と、ここまでネガティブなことを書いておいて、今度はいい部分も書いてみる。

まるでフォローのようですけど、違うの!いい部分もいっぱいあるの。


まずはやっぱり「ハナウタ感」!!これですよ。

最近の僕の朝の一曲として『「二十歳のプレミア」』がありまして、仕事に入る直前に聴いてそのまま一日口ずさんでるのが楽しかったんですが、新たにこの曲が加わりました。実に自然に口からついて出るメロディーになってます。


男子の僕ですらこうですから、二十歳前後のごっちん世代の女子の方には最高の曲だと思います。テーマソングに最適というか(笑)

大学生や社会人になりたての時って、こう不安になったり迷ったりするものですよね。そこらへんの暗くなりそうな気分を軽くチャチャッと隅に追いやって、キラキラの未来に向かって駆け出すみたいな、すごくポジティブにしてくれる曲です。


前述したとおりインパクトがやや薄くて軽すぎる印象はあるけれど、逆に日常生活密着度は高い気がします。聴いてるといつのまにか地味にテーマソングになってた、みたいなね。ていうか僕はなってるの、もう(笑)あんなに辛口で書いてるのに!(笑)


あとはこの曲、ライブでも良さそうですよね。エルダークラブで観られた方が羨ましい!

曲に余白があるのもライブ向きだと思うんです。「In My~LIFE~」とかの部分はごっちんの客煽りを楽しめるでしょう。一緒にシンフーになれるのが目に浮かびます。そこらへんはつんくさん狙ってるのかな?


これが僕の『今にきっと…In My LIFE』の感想です。個人的主観でいい部分悪い部分書きました。


あと、ひとつ断っておきたいのは、「後藤真希がダメで松浦亜弥のほうがいい」と言っているわけではありません。必ずそのように思われる方がいると思うので、ここでハッキリ断っておきます。どっちがダメとかいいとかはないの。2人とも最高レベルの歌手です。比べたらあかんよ。


本当、ネガなこと書くのって疲れます。

でもごっちんだからって諸手を挙げて満足しちゃいけないなと思うんです。僕が満足できない部分があるなら、そこは嘘ついちゃいけない。いいことだけ書いていたいっていうのはあるけど、それじゃファンとしても成長できねぇなぁと思ってしまうんですよね(笑)

だからつんくのおっさん、ホント頼むぜ!あんたのこと愛してるから!!



追記:メガネのジャケ写についてですが、やっぱりあかんわ(笑)蓋を開けてみれば完全に出オチになってる感があるし、買ってよく見てみたら、印刷荒くないですか?最近のパソコンプリンターの方がまだ綺麗な気が・・・。あと歌詞カードも誤字が。この場合はどう考えても


×昇級しないと贅沢も出来ないわ

○昇給しないと贅沢も出来ないわ


でしょおがぁぁぁぁ!!

ちゃんとチェックして下さいよ!!細かいですか!?そんなことないでしょ!!