矢口真里、23歳。

「人生って素晴らしい?」


いつの日か僕は、彼女にそう問いかけてみたい。


この数年間、彼女を見てきました。


笑い上戸で、泣き虫。

小さな身体の、大きな巨人。

器用なのに不器用。

調子のいいこと言って、気使い屋。

中間管理職にして、リーダー。


この1年。

信じたい誓いもあった。

涙の出来事も忘れないよね。

それも見てきた。


彼女の中に見た混沌、矛盾。それは僕らとおんなじ人間の姿でした。

夢中で笑ったり泣いたりしてきた1人の女の子の姿。

弱い姿、強い姿。全ての人が持っている、ちょっとカッコ悪い姿。


「人生って素晴らしい?」

そう問いかけてみなくても、答えは想像ついちゃうかも。


「人生って素晴らしい!」

ちょっと迷ったあと、最後にはやっとそう言って、照れ笑いをする顔が浮かんでくる。

いや、泣きベソかいてるかもしれない。


矢口真里が好き。そんな彼女が好き。

そう思っている人間がどんなにいることか。

ここにもそこにも、あっちにもこっちにもいるんだよ。



愛でもくらえ。


愛でもくらえ、矢口真里


誕生日くらい、あなたのことが愛して止まない人たちの気持ちを、そのキモチだけを感じればいいよ。



23歳の誕生日、おめでとうございます。