ごっちんとのゲーム

僕はごっちんのシングル全部持っていないという似非ファンなんですが(そんなことないの!)、ちょっとずつ集めてベストアルバムが出るまでには揃える予定にしているんです。持ってないなら持ってないで、それを逆手にとって過去を振り返りつつシングルを揃えていくのもまた一興。こういうのも楽しみ方ひとつであります。


で、ちょっと前に『溢れちゃう…BE IN LOVE』を購入したんですけども。

このシングルのカップリングは、後藤真希のライブでは定番の『LIKE A GAME』なんですね。僕はこの曲をライブで先に聴いててあとでオリジナルの音源を聴くという、本来とは逆の辿り方をしたわけなんですが、今の声と昔の声が全然違うことに驚きました。まあリリースから4年ちょい経っているから当然なんですけど(笑)


以前、ベストアルバムの収録曲が公式から出た日(11月16日)に『すえぞー日記』のsuezoさんからコメントを頂いたんですが、そこで「『LIKE A GAME』のボーカルだけを録り直したバージョンが欲しかった」とおっしゃられていたんですよ。僕はそれに対して「ライブで成長し続けている曲だから、1つくらいライブでしかその成長が味わえないプレミアな1曲があってもいいんじゃないか」みたいなことを返しているんですけど。


今は、suezoさんの気持ちがわかりました!

もちろんあの時僕が言っていた「ライブでしか味わえないプレミアな1曲」っていうのはアリな考えだと思うんですけど、今の後藤真希の『LIKE A GAME』を日常的に聴きたい!という気持ちもすごくよくわかりました。聴きたい!!


実はちょうどその日にCDを買ったばかりで、それから毎日聴いて2週間ほど経つんですが、比較すると、今記憶の中で残るはたちライブの『LIKE A GAME』はすごい。「違う歌か!」ってくらいすごい。や、オリジナルの『LIKE A GAME』がダメとかじゃないんです。あれはあの時のごっちんを封じ込めてあるんだから、それはそれでいいの。背伸びしてる感じの歌詞がカワイイし。


でも記憶の中の『LIKE A GAME』を聴くと、やっぱり後藤真希は走り続けてきたんだなぁ、と静かに感動するのであります。


『LIKE A GAME』はこれからもライブで聴きたい。ずっとね。

その度に後藤真希はその時の後藤真希を見せつけ、僕らはそれを体感し応援するんです。

もう、終わりのないゲームみたいにね。

それは最高に嬉しいし、楽しみなことです。