ソロという事。

先日、やっと腕の怪我が治りました。両手でキーボードを打てる喜びを噛みしめる。


さて、遅ればせながら松浦亜弥師匠の『渡良瀬橋』を買ってきました。

僕はピンと来ない曲は誰のものでも容赦なくスルーしてしまう主義。しかしこの曲はテレビで聴いたらいい感じでした。声質はオリジナルを歌っている森高千里さんに似ている感じですかね?


松浦師匠の歌唱で特筆したい点は、歌声に気持ちを乗せるのが上手いと言うところ。そういうところはもっと評価されていいと思うんだけどな。ついでに言えばテレビで聴いたほうがCDよりよかった。ライブで聴いたとしたら、もっといいのかな?それが彼女の上手さであり、ソロでやっている実力だと思います。やっぱ自分の身ひとつで舞台上をもたせるのは生半可じゃ出来ないと思うんですよ。


恥ずかしい過去の話をすると、僕は舞台でお金をもらっていた経歴があります。「たった1人で舞台に立つ」ということの難しさは、身をもって知っています。まあ僕とバリバリのプロの方を比べるのは物凄く難ですがね。。。


そこで僕は、彼女ら(ハロプロの方)がピンで舞台に立てるか否かっていうことは、彼女達自身がよくわかっている、と推測しているんです。

立てない人は「まだ自分はソロで立てない、立ってはいけない気がする」って自動的に感じると思うんですよ。他人に「まだお前はソロには早い」って言われなくても、自分自身がそれを一番よく知っている。「ソロでやりたい気持ち」と「ソロでできるかどうか」とは当然違うわけで、やはりソロでいけるようになるには、ある程度の「努力して積み上げた経験とレベル」、そして「自信」が必要なんだと思います。

その時、安倍さんを例にあげると、つんく兄やんに「モーニング卒業やな」と言われ「よし!ガンバロッ!」になれるわけです。

いろいろ書きましたが、松浦亜弥は立派な「ソロ歌手」です。

最初はどうだったかわかりません(当時を見てないので)が、今や器量たっぷりです。落ち目落ち目と(彼女のみならずハロプロ全体が)言われてますが、応援したい所存であります。